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トヨタクラウンアスリート210系の故障と不具合

 

前回はクラウンアスリート200系の中古車で故障や不具合が多い箇所をお伝えしました。

特に年式の古いクラウン200系を購入する際は、前回お伝えしたところに注意してくださいね!

 

今回は引き続きクラウンアスリート210系の中古車の故障や不具合といったトラブルが報告されている箇所をまとめました。

非常に危険な事例もありますので、これから210系の中古車の購入を考えている方は注意してください。

 

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自動ブレーキの不具合が危険!

トヨタの安全機能である「トヨタセーフティセンスP」という機能があります。

これは、トヨタのホームページに

「事故が起こりやすいシーンをカバーする先進の予防安全パッケージ」

と記載されています。

 

この機能の1つとして、クラウンアスリート210系には「自動ブレーキ衝突軽減システム」があります。

これは、前方に人や車などの障害物があった場合に、衝突予防のために車が自動でブレーキをかけてくれるアシスト機能です。

万が一、よそ見運転や何かに気を取られていてもクラウンに搭載されている「ミリ波レーダー」が障害物を探知して警報とともに減速、停止してくれる機能です。

しかし、この安全のための機能が逆に不具合を起こし、危険な目にあったという報告があります。

 

事故事例としては、前方に何もないにもかかわらず、この機能が勝手に作動して急ブレーキをかけたため、後ろの車に追突されたということがありました。

 

他にも、高速道路の急なカーブでガードレールを障害物と誤って感知して、高速走行中に警報が鳴ったり、勝手に急ブレーキがかかったという事例や

立体駐車場のスロープを上る際に側面の壁を感知して、急ブレーキがかかったという事例もあります。

どちらも一歩まちがえれば、後続の車に追突されかねない事態です。

 

トヨタは以下の発表を行い、平成24年12月から平成25年6月に生産されたクラウンをリコールの対象としています。

前方障害物衝突軽減装置(プリクラッシュセーフティシステム)において、ミリ波レーダーによる障害物検知ソフトが不適切なため、乱反射したミリ波情報を稀に前方障害物と誤認識し、衝突の可能性がないのに自動ブレーキが作動して、予期せぬ急制動がかかるおそれがあります。

 

センサー自体の感度を落として、誤作動を起こさなくするようにはできますが、あまり下げすぎて肝心なときに自動ブレーキが作動しなければ元も子もありません。

クラウンアスリート210系の中古車はセンサーが古くなり誤作動を起こしやすくなっている場合があるため注意が必要です。

 

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エンジンマウントの異音、不具合

トヨタクラウンアスリート210系のエンジンマウント異音

 

引用:http://www.tm-square.com/?page_id=3254

クラウンアスリート210系の中古車で多いトラブルが、エンジンやトランク付近から「コトコト」という異音がするという不具合です。

この原因はエンジンマウントの経年劣化です。

エンジンマウントとは??
 エンジンを車両に搭載するときの、エンジンと車両との連結部分の部品のこと。 防振、制振、支持機能の3大機能を果たしエンジン本体を支えるパーツ

エンジンを支えるエンジンマウントには振動を抑えるためにゴムが入っていて、長く乗り続けているそのゴム自体が経年劣化によりひび割れしたり、硬くなったりして異音が発生します。

症状がすすむと車内の飲み物が波打つまで振動が伝わってくることもあります。

 

なぜ、この「コトコト」という異音がトランクから聞こえてくるのかというと、トヨタの整備士さんの話によれば、ボディーのフレームを伝わってエンジンの振動がトランクから聞こえてくるそうです。

クラウンアスリート210系のエンジンマウントはエンジン部分2箇所とミッション部分1箇所の3箇所で支えられています。

 

異音の不具合を直すには、エンジンマウントの交換になりますが一度エンジン自体を持ち上げる必要があり、大掛かりな作業になるため工賃が5万円前後と高くなります。

一般的には10万キロ以上走っているクラウンの場合エンジンマウントの交換時期になっていると考えていいでしょう。

 

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足回りの異音、不具合

クラウンアスリート210足回り故障不具合

引用:https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-4d-91/wwblast/folder/287411/63/21656063/img_0?1293618642

クラウンに限らず、年式の経った中古車に多い不具合が足回りです。

例えば、運転中に段差を乗り越えたときに普段より大きな「ガコンッ!」という音がするとか、道路のデコボコを通過するときに「コトコト」異音がする。

 

または、以前より乗り心地が悪くなったと感じたら、間違いなく足回りにガタがきている証拠です。

足回りは音により故障の原因が違います。

「コトコト」「カタカタ」という異音は足回りのネジや車高調などのパーツのゆるみが疑われます。

 

「ギュウギュウ」という異音はゴムブッシュ系の劣化やスタビライザの損傷、ショックアブソーバーの劣化の可能性があります。

いわゆる「軋(きし)み音」というやつですね。

クラウンアスリート210足回り故障不具合

引用:https://gaisya-suteki.com/wp-content/uploads/2017/10/d286031a3c8e08976c64272266bc4909.jpg

「ガコンッ!」「ゴンゴン」という音はショック系統の不具合が考えられます。

古いショックなどは、抜けていることがありオーバーホールや交換が必要な場合があるので、中古で購入する場合はオイル漏れがないかしっかりチェックしてください。

ショック周りがベタベタの場合はオイル漏れ間違いなしです。

購入前には、必ず試乗をさせてもらって、運転やパネル周りばかりに集中するのではなく、音に神経を集中することも忘れないでください。

足回りの不具合は音に出ることが多いです。

足回りはそのままにしておくと車の安定性が落ちたり走行の振動を吸収しにくくなり、ほかの箇所にも不具合が発生してしまう恐れがあるので、早めに修理することをおすすめします。

 

マルチディスプレイの故障は高くつく

トヨタクラウンアスリート210系マルチディスプレイ故障

引用:https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71OrUpnYnRL._SL1000_.jpg

 

車内の装備品で故障が多いのが、マルチインフォメーションディスプレイです。

特に不具合が発生しやすいのは、長年使いこんだことによりタッチパネルの反応が悪くなるというトラブルです。

普段は軽く触れるだけで反応しますが、強くタッチしたり何度もタッチしたりしないとまったく反応しないといった不具合が多いようです。

 

マルチインフォメーションディスプレイ自体の交換となると、とても高額な出費になります。

本体と工賃を合わせると30万円前後になることもあります。

クラウンアスリート210系を中古車で購入する場合は、試乗する際に必ずマルチディスプレイをいろいろと触ってみて確認することをおすすめします。

 

また、パッ見は故障していないように見えても、ナビのリルート(道をはずれたら自動で修正する機能)、ETC、車速表示のどれかだけが使えないなど一部の機能だけが使えないという不具合も報告されています。

 

クラウンの場合自己診断モードというのがあるので、どこにエラーが出ているかすぐにチェックすることができます。

購入前に、店舗でチェックしてもらうことをおすすめします。

 

パワーウィンドウの故障

トヨタクラウンアスリート210系パワーウインドウの故障

引用:https://minkara.carview.co.jp/userid/2590463/car/2148236/4810192/note.aspx

 

季節のいいときに窓を開けてドライブを楽しむのは気持ちいですね♪

いざ窓を閉めようとボタンを押すと

「あれっ?パワーウインドウが閉まらない…」

年式の古いクラウンアスリート210系ではパワーウインドウを上げるときに、ウインドが閉まらない、閉まるけど遅いといった故障もあります。

この故障の原因は電気モーターやレギュレーター、スイッチの寿命が原因です。

レギュレーターとは??
燃料圧力や電圧、油圧などを所定の値に調整する部品のこと。パワーウインドウの場合電気の力で窓を上げ下げする

レギュレーターが故障した場合、ウインドウを上げ下げするときにに異音が聞こえたり、症状が進めばウィンドウが斜めに動いたりする恐れがあります。

試乗の際は、4つのウインドウを上げ下げして異音がしないか、スムーズに開閉できるかをチェックしましょう。

 

エンジンの横揺れであわや・・・

インジェクターというガソリンの噴射装置がありますが、これを制御しているコンピュータが不具合をおこすという報告もあります。

クラウン210インジェクター不具合

引用:http://az-1.chicappa.jp/tokubetu/804/804_24.jpg

この症状として、エンジン回転数が2000回転を超えたあたりから、エンジンの揺れが激しくなり横揺れを起こすというものです。
この不具合については、トヨタのディーラーも認めています。

しかし、決定的な原因がわからないないというのがメーカーの回答です。

 

実際に運転中にこの症状が起きた方は高速道路を100㎞ほどで走行中、特に加速や追い越しをしたわけでもないのに、いきなりエンジン付近が「ガタガタッ!」と横揺れを始めたそうです。
その振動で、タイヤが滑り「スリップ灯、エンジンチェックランプ・VSC警告灯」が点灯したそうです。

もしこれが雨の日で路面が滑りやすい状態だったら・・・

クラウン210事故

引用:https://i.ytimg.com/vi/aodPAPpxkcg/maxresdefault.jpg

原因が不明ということで、このオーナーさんはコンピューターやインジェクターのチェック、部品交換をしてもらったそうです。

この不具合については同じ事例が数件報告されており、ディーラーはコンピューターをメーカーに送り原因を解析してもらうとの回答だったそうです。

実際にこのような症状を体験したら、そのまま乗り続けることは危険ですので、一度ディーラーに持っていって点検したもらうことをおすすめします。

 

クラウンアスリート210系・故障、不具合のまとめ

今回はクラウンアスリート210系の中古車で故障や不具合の多い箇所をお伝えしました。

210系は2012年から2018年に発売されたクラウンの中でもまだまだ新しいモデルです。

 

一番古いものでも、まだ6年落ちですので故障個所は少ないと思いますが、購入する際には最低でも今回お伝えした箇所のチェックをおすすめします。

購入後、1年もたたないうちに故障したら余計な出費に気持ちも下がります。

また、今回のような症状があらわれたら、そのままにせず必ずディーラーに持って行ってチェックしてもらうことをおすすめします。

 

新型クラウンが発売されたとはいえ、210系クラウンは年式が新しい分まだ価格も高いグレードも多いです。

実は、購入の際に値引き額よりもさらに安く購入できる方法がありますので、ぜひ試してみてくださいね!

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