消えた車の装備10選!見なくなった「あの装備」その用途と消えた理由
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時代の移り変わりと共に、それまでは当たり前だったものが別の何かに置き換わっていたり、ひっそりと姿を消していた、ということは私たちの日常の中で意外と起こることです。

例えば、電話をかけたり受けたりするだけだった携帯電話はスマートフォンが主流となり、いつでもどこでもインターネットと通して情報を探したり動画などのコンテンツを楽しんだり、遠く離れた人とも簡単にコミュニケーションを取ることが今では当たり前のようにできるようになっています。

そのインターネットも電話回線を利用した固定式で、動画はおろか写真1枚分のデータでさえ送ることが考えられないほど通信速度も遅いものでした。

この時代の流れとともに変化していったものは、車文化の中にも色々とあり、若い世代ではその存在すら知らないという物も存在したりします。

今回はそんな時代の流れと共に姿を消していった車の装備品をいくつかご紹介しましょう。

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時速100㎞を超えると鳴り出す警告音

ドリフト走行や公道での峠バトルを題材にし絶大な人気を誇るマンガ「頭文字D」

そのアニメ版の作中で主人公の藤原拓海が乗るAE86から発せされる「キンコン」という鉄琴のようなチャイム音を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

あのチャイム音は、一定速度を超えると鳴る警告音で、昔は法律で装備が義務付けられたものでした。

車のグローバル化に伴う国際情勢などにより、日本独自の装備であった速度警告装置は、1986年の法規制撤廃と共にその姿を消すこととなりました。

2000年ごろまではオプション品として残っていましたが、実際にその音を聞いた覚えがある若い世代はほとんどいないのではないでしょうか。

時代の変化によって耳にすることがなくなった警告音ですが、あの音を再現できるスマホアプリが登場して話題となっているというのは面白いですね。

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コーナーポール

続いて、現在ではほとんど見ることがなくなった装備のひとつとして「コーナーポール」が挙げられます。

車のフロントサイドに取り付けられた細長い棒は、自動車学校の教習車以外ではほとんど見かけなくなった装備のひとつです。

この目印があることで車幅感覚や死角となる前方対角線上の位置がつかみやすくなるという優れものグッズなのですが、現在ではセンサーやカメラなどに置き換えられて姿を消しつつあります。

以前は「下手くそ棒」と揶揄されていたこともあり、付いているのが恥ずかしい装備の筆頭として挙げられるほどでしたが、現在ではドレスアップパーツとしてカスタム愛好家を中心に再注目を集めています。

リトラクタブル・ヘッドライト

トヨタAE86(ハチロク)やマツダのRX-7、日産180(ワンエイティ)などのスポーツカーのほか、初代NSXといったスペシャリティカーでの採用が目立ち、現在でも復刻を望む声も聞かれるほどの人気を集める「リトラクタブル・ヘッドライト」も現在では見ることがなくなった装備品です。

LEDやプロジェクター式ライトがなかった時代には、ハロゲンを使用した大きく占有面積の広い日中のライト不使用時に隠してしまえるリトラクタブル・ヘッドライトはデザイン面で有利なほか、フロントノーズを低く抑えることができて空気抵抗を減らせることからスポーツカーでの採用が相次ぎました。

しかし、重量増や部品点数が増えることによるコスト増、安全基準・保安基準の見直しなどにより、その姿を見ることがなくなった装備品です。

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シガーライターと灰皿

以前は後部座席側にも当たり前のように付いていた「灰皿」も、今では見かけることがなくなった装備のひとつです。

成人の喫煙習慣が当たり前だった昔には、センターコンソールの一等地に灰皿が設けられていたほか、後部座席や助手席側にまで当然のように灰皿が設置されていました。

また、タバコに火を付けるための道具である「シガーライター」も標準装備でしたが、利用されなくなった現在では、外部電源としてのアクセサリーソケットに置き換えられています。

アクセサリーソケットはシガーソケットと同じ形状をしていますが、耐熱処理などがなされておらず、高温による部品の変形や最悪の場合には火災の原因ともなり大変危険ですので、シガーライターの使用は厳禁です。

アースベルト

車の燃料であるガソリンは揮発性が高く、静電気による火花で引火する恐れもあるため注意が必要です。

セルフのガソリンスタンドに静電気除去パッドが設置され、給油前に触れて体に溜まった静電気を逃がすよう推奨しているのもそのためです。

そして、静電気は車にも溜まっていくため、それを放出する目的で取り付けられていたのが「アースベルト」と呼ばれるものです。

以前は揮発性の高い薬品などを運搬するタンクローリーを中心に、車体から地面に向けてぶら下げされているのをよく見かけましたが、タイヤの主成分であるカーボンブラックが導電性の高い物質でできているために無意味だとわかり、一気に見かけなくなりました。

フェンダーミラーとドアミラーワイパー

現在ではトヨタが製造するJAPAN TAXI以外では廃止された「フェンダーミラー」も現在では絶滅危惧種です。

欧米などでは1960年代ごろにはドアミラーが主流となっていましたが、日本では1983年のドアミラー規制が撤廃されるまで、フェンダーミラー以外は認められなかったという事情があったのですが、ドアミラーのほうがスタイリッシュに見えることや歩行者との接触事故の際に被害が大きくなる可能性などから一気に廃れていきました。

ドアミラーといえば、シーマなどの一部車種に採用され注目度も高かった「ドアミラーワイパー」も現在ではほとんど見ない装備品となっています。

雨滴などを払拭して視界を確保してくれる画期的なアイテムと見られていましたが、あまり効果が得られなかったことやワイバー装着分だけ視野が狭くなること、撥水コートの普及などにより定着することなく姿を消していきました。

三角窓

現代では欠かせないカーエアコンも昔は一般的ではありませんでした。

1965年発売の2代目クラウンで初めてエアコンが搭載されるようになりましたが、当時は高価なオプションで一般的になるのはもっと後のことです。

カーエアコンが一般普及するまでの間、車内を涼しくしてくれる装備として「三角窓」というものがありました。

三角窓を開くと半分ほど車外にせり出す形になり、走行時に車内へ強制的に風を送り込むことができる優れものでしたが、信号待ちなどで停車している時にはあまり役に立たないという難点もありました。

現在では旧車以外ではほとんど見かけない装備となってしまいました。

チョーク

旧車でしか見かけない装備としては「チョーク」もそのひとつに数えられます。

現在の車では電子制御によって燃料に送り込まれる空気の量が管理調整されていますが、キャブレター車が一般的だった昔は手動で空気の流入量を調節していました。

この空気を取り込む入り口の開閉を行うチョークレバーやチョークボタンが備えられており、寒い冬場には着火しやすくするためにチョークを引いて空気取り込み口に蓋をすることでガソリン濃度を濃くするという作法が必要でした。

CDチェンジャー

車内で音楽を楽しむ手段も時代の流れと共に移り変わってきたもののひとつです。

音楽CD全盛期の頃は複数枚のCDをあらかじめセットしておき、気分などでCDの入れ替えが出来る「CDチェンジャー」が持てはやされていた時代がありました。

その後、HDDやSDカードが登場して大量の音楽データを簡単に持ち運べるようになったことなどから、ひっそりと姿を消していきましたが、当時は装備していると自慢できるアイテムでもありました。

レギュレーターハンドル

「レギュレーターハンドル」と聞いてもピンとくる人は少ないかもしれません。

現在ではスイッチひとつで窓の開閉を行える電動式が一般的になり、運転席にいながら後部座席側の窓を開閉することも簡単に行えますが、電動化以前の時代では手動で窓の開閉を行なっていました。

その窓の手動開閉を行うために取り付けられていたハンドルをレギュレーターハンドルと呼び、クルクルと回して開閉作業を行なっていたものです。

微妙に開け閉めする際は現在の電動式より、やりやすいメリットはあるものの、全閉や全開は意外と労力のいる作業でした。

将来の車

車の電動化・電子制御化によって利便性や快適性が高まったり、時代の流れなどでいつの間にか姿を消していった、それまでは当たり前であった車の装備品の数々。

現在の車はカーボンフリーなどの流れから電動化が急がれており、その流れは今後さらに加速していくと思われます。

電子制御の更なる進歩やガソリンエンジンから電気モーターへと動力が移行するなど、車を取り巻く環境は常に変化が求められています。

そう遠くない未来にも「今では忘れられた装備」が生まれていくことになりそうです。

いつの日か、昔の車は「ガソリン」という燃料で動いていたという時代もやってくるでしょう。

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